番号 | 船 名 | 製作者 | 番号 | 船 名 | 製作者 | ||
No.42 | ドラゴン | 松尾 信明 | No.47 | ベローナ | 山本 信樹 | ||
No.43 | 74門艦 | 廣野 常也 | No.48 | ラ・クローン | 名川 喜八 | ||
No.44 | 50門艦 | 村石 忠一 | No.49 | ゴールデン・ハインド | 大脇 茂 | ||
No.45 | サン・フェリペ | 梅川 真弥 | No.50 | ビーグル | 西谷 眞宏 | ||
No.46 | ハリファックス | 馬場 裕 | No.51 | 合衆国海軍哨戒艇1号 | 松本 善文 |
No.42 ドラゴン (DRAGON)
製作者:松尾 信明 船 籍:― 建造年:1928年 縮 尺:1/12
キット:ビリングボート
ドラゴンは最も美しい曲線を持ったレースヨットで貴婦人にたとえられます。1928年にイェーテリボ(スェーデン)のロイヤルヨットは、キャビンを持ったヨットのデザインコンペを行い、ノルウェーの造船技術者のジョハン・アンカーがこの船で優勝しました。
ヨーロッパを中心に普及し、全世界で乗られています。1948年から1972年までオリンピック種目に採用されています。小生もこの船に乗ってレースを行ないたかったと思っています。
No.43 74門艦 (THE 74 GUN SHIP)
製作者:廣野 常也 船 籍:フランス 建造年:ー 縮 尺:1/72
キット:自 作
帆船の中でも74門艦は、多くの模型製作者が一度は作ってみたいと思うほどバランスが良く、機能性に優れている船である。構造模型作りに取組み始めてみると帆船の構造を理解することができ、大変勉強になる。
模型と言えども作る段になるとどこまで同じ様に作るか自問自答になってしまう。先回の出展後、内板貼りとガンポートを作ったが、船の横顔となるガンポートが美しくなる様、位置合わせに大変神経を使った。
No.44 50門艦 (THE 50 GUN SHIP)
製作者:村石 忠一 船 籍:イギリス 建造年:1695年 縮 尺:1/60
キット:自 作
フォースレイト 50 GUN SHIP です。初期のタイプで700トンぐらいの船体に12ポンド砲を乗せています。元の図面は洋本の中の写真を当会会員の飯沢氏にフレーム模型用にアレンジしていただきました。
出展時の5月で製作期間1年半で未完成状態。来年は完成品として出展したく思います。
No.45 サン・フェリーペ (SAN FELIPE)
製作者:梅川 真弥 船 籍:スペイン 建造年:1690年 縮 尺:1/75
キット:パナルト
1690年に建造。砲108門搭載の第一級戦列艦。1705年スペイン艦隊12隻、英国艦隊35隻の海戦に参戦、24年間の激しい戦の結果、英国艦隊に捕えられたが、損傷が激しく数トンの金塊と共に海底に沈んでしまったと云われている。一方、1690年にスリーデッキのサン・フェリーペと云う船が存在した記録は無いと主張している人もいる。
本船が存在したかどうかは別として、諸先輩が作成した本船の美しさに魅了され、製作に取り組んでみたが、ハードルが高過ぎ苦戦!
No.46 ハリファクス (HALIFAX)
製作者:馬場 裕 船 籍:イギリス 建造年:1774年 縮 尺:1/54
キット:マモリ
1768年、英国植民地時代のアメリカで郵便船として建造されたが、独立戦争直前の1774年にイギリス海軍により軍艦として改装されアメリカ東部沿岸で任務に就いた。コロニアル・スクーナーと云われる船です。
船体は小さいけれどキットの4ミリ幅の外板張りは結構きつい曲げになります。帆は最初ミシン掛けで作りましたが、短冊形に切って接着する方法としました。結果良い感じになりました。可愛い船で気に入っています。
No.47 ベローナ (BELLONA)
製作者:山本 信樹 船 籍:イギリス 建造年:1760年 縮 尺:1/72
キット:自 作
初めて構造模型に取り組んで既に満5年を越えた。1760年に竣工した英国海軍のベローナ号は48分の1の構造模型や塗装、艤装の完全な当時の模型が残っており実践の状況がかなり分かってはいる。しかし参考にしたコンウェイ社のアナトミー・シリーズの設計図では内部の詳細構造や寸法については記載のない部分も多く不確かな部分が多い。
資料は数多くの資料を寄せ集めて纏めてあるらしく各部の寸法や形状には微妙に誤差があり苦労した。また艤装部品の工作では工法や材料の選択、治工具の工夫など試行錯誤の連続で採用した部品と同程度の不採用の部品を廃棄した。
No.48 ラ・クローン (LA COURONNE)
製作者:名川 喜八 船 籍:フランス 建造年:1636年 縮 尺:1/100
キット:コーレル
1638年フランスの戦艦ラ・クローンはイギリスのソブリンに対抗して建造された。ソブリンは手がけたことがあり、今回は派手すぎるくらいのこの船に挑戦しました。
No.49 ゴールデン・ハインド (GOLDEN HIND)
製作者:大脇 茂 船 籍:イギリス 建造年:1577年 縮 尺:1/75
キット:二見書房
1577年12月13日、英仏海峡に面したイギリスの西の港プリマスから、ガレオン船三隻と小型のパーク船など三隻からなる小船隊が、大西洋に向け出港した。旗艦は<ペリカン>号、のちに後援者ハットン家の紋章である"軽やかに歩む黄金の雌鹿"にちなみ、<ゴールデン・ハインド>号と改められた。司令官は34歳のフランシス・ドレークである。
この模型では、400年前の船大工の仕事をできるだけ忠実になぞって、キャプテン・ドレークが世界一周を果たしたガレオン船、<ゴールデン・ハインド>号をペーパークラフトで再現。
No.50 ビーグル ( BEAGLE)
製作者:西谷 眞宏 船 籍:イギリス 建造年:1820年 縮 尺:1/72
キット:自 作
1820年に進水したビーグルは1831年6月に大規模な改造が行われた。22歳のチャールズ・ダーウィンは無給のナチュラリストとして、この船に乗り込み12月27日にプリマス港を出帆した。
アナトミー・シリーズの線図から製作し、船体はボックスウッド(ツゲ材の一種)の製材から始めた。現在はキールとフレームの一部の進捗状況にある。
No.51 合衆国海軍哨戒艇
(USN PICKET BOAT No.1)
製作者:松本 善文 船 籍:アメリカ 建造年:1864年 縮 尺:1/24
キット:モデルシップウェイ
本艇は、南北戦争に於いて1864年、海軍中尉ウィリアム・カッシングの指揮の下14名が乗り組み南軍の鉄皮艦「アルベマール」に突入し撃破するという勲功をたてた。全長約15.8m、12ポンドのホーヴィッツ砲1門を搭載、蒸気機関車メーカーとして高名なスケネクタディ製の単気筒蒸気機関を動力とする艇であった。
今回、この有名な船のキットがモデルシップウェイから出たので早速取り組んでみることにした。