2025年7月26日(土) 13:00~16:45
かながわ県民センター3階 304会議室
構造模型講習会担当:大坂
3連休前から暑さが戻りはじめ、ひときわ暑さが厳しくなったと感じられる午後から、講習会の最終回を迎えることになりました。 夏休みや猛暑が続いているためか6名の欠席者で、10名の方が出席されました。 特に、9月開催の47回展前の補講なので、持参作品の仕上がりが進んでおり、講習生からの質疑応答は、活発でした。
【事務局からの連絡】
・47回展関連:①構造模型講習会紹介パネルの概要紹介、②出品リストの紹介 ・講習会アンケート協力のお礼
【講習生の発表】今回は、4名の方から発表がありました。
・TMさん:2部構成の発表で、・1部=船首部分の製作過程で「Anatomy図面」では、4点の構造的な不明点について。
<Bowsprit Step、Cat Head&Fish Davitの固定、Beakhead-Bulkheadの構造、Upper Deck Hookの形状>これらに関して、構造形状と模型製作との観点からの意見交換がありました。
・2部(他の講習生の発表と休憩を挟んで発表。)=製作事例シリーズNo.8の今回は、リブバンドの取り付け方法、外板貼り&Bulwark、組立治具からの切離し作業の具体例の説明等がありました。
最終回ということもあり、いつも以上に質疑応答がありました。
・IKさん:P.P.資料で、製作途中の作品の説明がありました。第7回発表では、キャビン内部の装飾が手の込んだ製作事例の発表でしたが、今回は木調の装飾品を取付けた状態の作品で、47回展での発表がたのしみです。
・OSさん:艤装品(船外椅子、ランタンのガラス部、マストコート、キャビンスライド扉)、Stern(窓と外板貼り)、船内隔壁(製作事例、取付け時の留意点)、甲板(マスト貫通穴の加工事例)などの発表がありました。
・持込作品の解説(ハンディカムを用いて、プロジェクターで投影しながら製作時の工夫点などを製作者から解説していただきました。休憩時間でじっくり見た後だったので、皆さん興味深く聞き入って、その後の質疑応答も活発でした。
【講師】・飯沢講師から、「レーザーカット方式を用いた構造模型の講座は今回をもって終了しますが、47回展への出品の有無にかかわらず是非完成を目指してください。 今後、要望等があればレーザーカット方式で新規設計をしたいと思います。」 との挨拶があり、出席者から感謝の拍手で講習会を終了しました。
以上