2023年4月 構造模型講習会(中級編)第3回    ダイジェスト

2023年4月22日(土) 13:00~16:45

かながわ県民センター3階 304会議室

構造模型講習会担当:大坂

 

 前日は、数年ぶりに関東地方では夏日になる所があるなど暑かったのですが、翌日の講習当日は一転して朝から肌寒く、寒暖差が激しい日の開催となりました。 出席状況は、所用により1名の方が欠席で、15名の出席でした。

今回は、“前回の船体構造の続き”と、“船体内部構造”についての講習内容です。なお『講習会の解説P.P資料』は、これまでと同様に、翌日に冨井講師から提供案内が配信されました。

 

【講習概要】 

船体構造:
・ 船首の構造(ホーセピース、ホーゼホール)の解説と製作加工事例
・ 船尾の構造(船尾部材の名称、トランサム、カウンターティンバー、窓枠、クォーターギャラリー)の解説、製作

  加工事例、工具の紹介と実船の事例話

 船体内部構造:

・ 各デッキの詳細(オーロップデッキ、ロアーデッキ、ガンデッキ、フォルクス・クオターデッキ)の解説

・ 内部構造(キールソン、リンバーストレイク、シックスタッフ、デッキクランプ、ガンポート、リブバンド)の解

  説と、製作加工事例とTIPS’

 

 今回から、船体構造から内部構造の講座内容に入りましたので、製作加工事例などの紹介は、構造模型製作だけではなく、キット模型製作のグレードアップ加工作業を行なうときに役立つ事例紹介がありました。<ギャラリーの窓枠加工方法、革細工に使う「別たち」ナイフ(片刃)、ジオラマに使用する砂利の接着手法、三角&四角ヤスリの形状加工した溝加工工具、トースカンを利用した船体整形方法、昆虫ピンの利用等々> 次回の講座も楽しみです。

 

 ※次回は、 中級編講習会 第4回 は5月27日(土)

       かながわ県民センター 第304会議室 PM1:00~の予定です。

冨井講師講義風景
冨井講師講義風景
講習生:荒木さんの製作中の作品      船尾部とラダーの紹介がありました。
講習生:荒木さんの製作中の作品      船尾部とラダーの紹介がありました。
休憩時間には、いつものように講習生の方たちが、情報交換をしています。
休憩時間には、いつものように講習生の方たちが、情報交換をしています。

鉛筆トースカンで船体の適当な位置にウォーターラインを数本描く。
鉛筆トースカンで船体の適当な位置にウォーターラインを数本描く。
いびつな個所を修正し船体の整形を行う。
いびつな個所を修正し船体の整形を行う。