第32回 世界の帆船模型展 4/6

 番号    船 名  製作者  番号    船 名  製作者
No.32   ニーニヤ 首藤 克彦 No.37   キャプテン 宮島 俊夫
No.33   ノルスケ・レーヴェ 安田 光 No.38   ハーフ・ムーン 高山 實
No.34   アームド・ランチ 近森 仁 No.39   ホビー・キャット 14 松本 善文
No.35   フリースランド 濱中 聖之進 No.40   ル・ミラージュ 根岸 和之助
No.36   フェア・アメリカン 飯沢 清雄 No.41   ドルフィン 早坂 哲郎

  No.32  ニーニャ (NINA)

 

    製作者:首藤 克彦    船 籍:スペイン    建造年:1492年    縮 尺:1/65

    キット:アマティ

 コロンブスの探検航海の3隻の艦隊の1隻である。(旗艦はサンタ・マリア、僚艦はピンタ)船型はキャラベル船と分類される。3隻のなかで最も小さく、コロンブスが最も好んだ船がニーニャであった。

1492年12月24日、サンタ・マリアが座礁した後、コロンブスはニーニャに移乗してスペインのパロス港に帰着した。1493年コロンブスの2度目の航海にも加わり、キューバへの探検では旗艦を努めた。 

船団は1495年にハリケーンに遭遇し、ニーニャがただ1隻生き残り、翌年スペインに帰還した。この船の記録は少なく、船型には不明な点が多い。

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  No.33   ノルスケ・レーヴェ (NORSKE LOVE)

 

    製作者:安田 光    船 籍:デンマーク    建造年:1765年    縮 尺:1/75

    キット:ビリングボート

 デンマーク王朝が威信をかけて、1765年に建造した。軍備は砲門68門搭載に加えてフル装備し、装飾も華やかで素晴らしいものだったと云われている。

  ノルスケ・レーヴェは北のライオンを意味し、今回は未だ未完成で出展するが、これが2隻目という事もあり、全てが勉強で苦戦の最中です。次回迄にはロープを張り帆を張って出展したいと考えている最中です。宜しく御願いします。

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  No.34  帆走ランチ (SAILING LAUNCH)

 

    製作者:近森 仁    船 籍:イギリス    建造年:1803年    縮 尺:1/16

    キット:パナルト

 18~19世紀の大型艦への艦載用として、最大級の全長10メートルの手漕ぎボートを帆装したものです。通常は、湾内や沿岸での連絡用として用いられましたが、時には、大砲を搭載し戦闘にも参加しました。 

 縮尺が1/16と模型としては少ないほうなので、作りやすいと思い手掛けましたが、その分、細部にこだわる必要があり、かえって大変でした。また、この帆はラテンセールと言う形式ですが、これに関する見知が少なく、帆の取り付け方法については、随分と考えさせられました。

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  No.35  フリースランド (FRIESLAND)

 

    製作者:濱中 聖之進    船 籍:オランダ    建造年:1663年    縮 尺:1/75

    キット:自 作

 オランダ海軍の80門二層戦列艦。1672年に「SOLEBAYの海戦」で英仏連合軍と戦ったとの説がある。

 この時代の戦列艦は細部にわたりかなりの装飾が施されており、当時の押絵などを参考にエポキシパテで「それらしく」仕上げた。グリーンやゴールドの彩色については、船側と船内とで多少トーンを変えて船が引き締まって見えるように 調整した。塗装では「汚し」によるエージング効果も狙ってみたが、ちょっと汚しすぎかも?デッキにしても真黒くなりすぎてしまった。

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  No.36  フェア・アメリカン 

         (FAIR AMERICAN)

 

    製作者:飯沢 清雄    船 籍:アメリカ    建造年:1778年    縮 尺:1/48

    キット:Lauck St. Shipyard LLC

 アメリカ独立戦争当時活躍したブリック型私掠船で、複数の同名船が存在した。 

 構造模型のキットが存在すると聞き、買い求めたのがこのキットである。構造模型の製作についてまわる高度な知識や図面の作成、製作のための高価な電動工具等を必要とせず、CADによる忠実な設計とCNCマシンによる正確な部品精度で初級者でも構造の知識を習得しながら組み立てができる。設計が正確な分、部材の組み合わせや整形などでの累積誤差が直接出来栄えに影響を与えるので、それらを予測し克服しながらの加工、製作を存分に楽しんだ。

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  No.37  キャプテン (CAPTAIN)

 

    製作者:宮島 俊夫    船 籍:イギリス    建造年:1870年    縮 尺:1/250

    キット:自 作

 1870年に就航したCAPTAINは2門の旋回砲を備えたユニークな蒸気帆船。安定性が問題視されていたが、二度目の航海でポルトガルの近辺で暴風に遭い沈没、500名中18名が救助された。 

 製作については船図がなかったので木型を作りフレームの溝を彫り、T型真鍮をはめ込み外側に0.5ミリの真鍮板を半田付けした。木型は後で取り出せるように分割してある。砲を回す為のギヤは0.5ミリの真鍮線を半田付けしたが、スムーズに動く迄に何度も作り直した。砲を回す人形は1ミリの真鍮パイプを曲げつぶして製作した。

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  No.38  ハーフ・ムーン (HALF MOON

 

    製作者:高山 實    船 籍:オランダ    建造年:1609年    縮 尺:1/40

    キット:ウッディジョー

 探検家ヘンリー・ハドソンは生涯4回航海に出ている。1回目は1607年北極点からグリーンランドを経由して日本へのルートを発見することにあった。ヨーロッパ人で初めて北緯82度まで達したが目的を達せず失敗に帰した。 

翌年再挑戦したが氷結のため断念。翌1609年に3回目の航海に使用したのがこのハーフ・ムーンである。ハドソンは大西洋を渡り新大陸の沿岸を南下し大きな河を見つけた。この河が彼の名を残しているハドソン河である。4回目は猛烈な寒波に遭遇し船は氷結され食料は欠乏、ついに部下の反乱にあい未開の地に置き去りにされたのである。

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  No.39  ホビー・キャット14(HOBIE CAT 14)

 

    製作者:松本 善文    船 籍:各国    建造年:1968年    縮 尺:1/12

    キット:DUMAS

 ホビー・キャットは、世界各地のビーチリソートで多く見られるカタマランディンギー。設計者Hober Alterは、軽量かつ優れた機能のサーフボードを開発し、Hobieの愛称で広く知られていたが、1968年ホビー・キャット 14を世に送り出した。 

非対称のハルと曲線を持ったキールライン。シンプルな艤装にも拘わらず、優れた性能は初心者から熟練者に及ぶユーザーに対応するハイパフォーマンスを持ったヨットである。

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  No.40  ミラージュ(LE MIRAGE)

 

    製作者:根岸 和之助    船 籍:フランス    建造年:17世紀    縮 尺:1/75

    キット:コーレル

 帆船模型ー<製作テクニック>-の表紙の写真にある"ミラージュ"は昔から造って見たい船でした。幅と高さのバランスがよく、どっしりとした量感もあり、形としては申し分のない船だと思います。 

ただ大きいので搬入搬出が心配で最後迄迷いましたが、遂に完成間近で展覧会迄には多分完成出来ると思います。今まで造った中で一番達成感があった様です。今迄は全部説明書があったので、それ程苦労はなかったが、今回は図面だけなので大分苦労しました。

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  No.41  ドルフィン (DOLPHIN)

 

     製作者:早坂 哲郎    船 籍:オランダ    建造年:1750年    縮 尺:1/80

    キット:自 作

 本船、ドルフィン号は13年位前に購入し製作した船です。造った船は知人にプレゼントした。キットの図面が残っていたので、その図面を縮尺(1/50→1/80)したものです。 

 材料も安いものを集め、なるべく費用をかけずに作った。帆はレジ袋、ビレイピンは竹製の爪楊枝、手摺の柱も楊枝を使用した。ロープも手持ちの残っているものを利用した。

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