2022年4月 基礎講習会ダイジェスト

 2020年1月から始まった基礎講習会はコロナ禍の為、2021年4月に第3回講習会から丁度1年越しに第4回を開講する事ができました。中学生の露崎君はコロナで遅れていた授業の補修があるので欠席しましたが、その他の受講生の皆さんは久しぶりの再開を喜んでいました。今回から昨年8月に同好会に入会したID404前岡幸次さんが新たに参加され、基礎講習会のメンバーは7名に増えました。

 

 会長の挨拶の後、早速講義が始まり、前半が濱中さんによる帆船のマストとヤードの詳細な構造と名称、年代による各部位の変遷、英国、フランス、オランダの帆船はどの部分が違っていたのか、フットロープの時代による変化、ヤードとマストの接合方法やパレル取り付けのなど、実船と模型の製作表現方法など受講生の興味を刺激する充実した内容の講義があり、受講生からは活発な質問がありました。模型を製作する時のマストやヤードのアライアンスをどの様な方法で決めるのか、マストヒールとキールは接着するのかと言った基本的で最も重要な質疑応答もあり充実した講義内容でした。

 

 休憩後は濱中さんと薬師さんがマストの製作に欠かせないマストヘッド部分とロアマストの角型と丸型の製作に使う治具、心出し治具、直径ゲージ、丸棒のサンディング用ツールなど講師が創意工夫で作った優れもの治具を、実演して説明し受講生は皆感心していました。

 

 18時終了の間際まで質問と説明が続き1年間のブランクを感じさせない充実した講義でした。次回は5月22日にリギングの講義を予定しています。

  当日のスナップ写真です。クリックすると拡大写真がご覧になれます。

  丸棒固定治具でマストを作る。     各種自作治具の使い方を説明。     マストの製作実演。